動物の返事には2種類あります
“動物は言葉をしゃべらないのに、どうやって教えてもらうの?“
そうですよね。
ディズニー映画のように動物の口が突然パクパク動き出してしゃべってくれることは、残念ながらありません…
動物たちにとってはそもそも口先での言葉は必要ではありません。
なので、どんなに両のお耳をそばだてても、声は聞こえてこないんですね。
動物たちは全身を鋭敏に総動員しています。
彼らが発信していることを理解するには、方法がふたつあります。
まずは、顔の表情や体の動きを把握する方法。
これには私たちの観察眼を働かせることが必要です。
動物をよく見ましょう、ということです。
うれしそうなのか、表情が明るいのか、うなだれてしまっているのか、
体のどこかに力が入っているのか、牙を剥いているのか、いらいら尻尾をバタンバタンさせているのか…
相手を見て分かること、これだけでもかなりあります。
立派なコミュニケーションです。
この情報量は本当にあなどれません。
そしてもう一つが、体で示していること以外に、彼らが持っている気持ちや考えを伝えてくる方法。
今現在、”アニマルコミュニケーション”と言われているのは、主にこのやり取りをすること。
実際の言語に頼らない、直接のやり取り。
動物からの発信を受け取るコツ
聞こえないものを聞き取ろうとするのだから、感覚を研ぎ澄ますことは大切です。
けれど、聞き漏らすまい!と緊張したり気張って眉間にしわ寄せて、肩に力入れて、歯を食いしばってしまうと、逆効果。
その反対で、全身をリラックスさせて、情報がす~っと入ってくる空白を作ることがとても大事。
どっからでもどうぞとスタンバイしておくのが良いんです。
そのために、ゆったりゆったり、ゆるまっている状態。
これが動物からの情報の受け取り体勢なのです。
リラックスの落とし穴
リラックスっていうのは心が落ち着いた状態だよね、それなら瞑想にチャレンジ!とやってみても…
テレビで見たニュース、やり忘れた用事、最近あったイヤなことが次から次へとエンドレスで浮かんできて…
リラックスできない自分にさらにイライラ、がっかり…なんてこと、よくあります。
心を落ち着けよう、落ち着けようというのは、実はとっても難しいことなんです。
心というのは、ちょっとしたことですぐに揺れ動くものだからです。
意志の力でどうなるものでもありません。
順番が違うのです。
心を落ち着けたらリラックスできる、のではなくて、その逆、リラックスつまり、ゆったりゆるゆる状態ができたから、心が落ち着くのです。
アニマルコミュニケーションにベストな状態をつくる3つの簡単エクササイズ
まず心を落ち着けよう、ではなくて、体がある皆さんなら、まず体から気持ちよくさせてあげましょう!
それが正しい順番です。
誰でもその場ですぐできる、スーパー簡単リラックス法3つを一挙ご紹介!
めんどくさいこと抜き。ムズカシイこと抜き。物を準備したりする手間、一切不要です。
1:深呼吸
良く知られた方法ですが、実はポイントがあります。
それは、吐く息。最初に息を吐き切ってからスタートです。
そうすれば吸おう吸おうとしなくても新鮮な空気は自然に入ってきます。
ひゅ~と気持ちよく入ってきた空気をまた吐き切る。これを2,3回繰り返してみましょう。
ラジオ体操の様に、腕の上げ下げを付け加えても素晴らしい。
腹式呼吸とか難しいことは一切考えなくてOK。
体に気持ちの良い、普段より空気量多めの呼吸をしましょう。
終わったら、体内を駆け巡る血液の脈や、少しジンジンするような体の感覚をしばらく味わって、楽な分量の息に戻りましょう。
2:耳のマッサージ
指で耳をやさしくつまんで、ゆっくりじっくりいろんな方向に引っ張りましょう。
ゆっくり優しく押したりもみもみして動かしてください。
お耳がほかほかになってくると顔もあたたかくなってきて、あまりの気持ちよさについ無言になってしまいます。
自然に呼吸も深~くなってきますよ。
3:アタマが風船になるイメージ法
楽に腰かけて軽く目を閉じます。
「あ~ の~みそ、カラッポ~~~ 頭が風船のようにかる~い」と心の中で思うだけ。
アドバルーンのイメージです。(イメージが昭和過ぎ?)
重さが5キロ、6キロと言われている頭がぽわ~ん、ふわぁんと感じられて、アゴの力も抜けちゃって、肩の力もスゥ~っと抜けたら大成功。
ほ~んと気持ちいいですよ。
どれか一つでも、まずは試してみてください!