迷子・行方不明の鳥さんを捜索する際、役立つ情報をまとめました。
目次
大切な鳥が迷子になったとき
- 気持ちを落ち着け、ポジティブでいる。
- 夜明け前が捜索や捕獲に最適。(日没直後も効果的)
鳥は日中は休息、夜は寝ていることが多い。 - 大声で鳥さんの名前を呼びながら捜し回る(夜明け前でも気にしないこと!)
- 本人の鳴き声を録音したものがあれば、捜索中にその声を流す。
楽しく遊んでいる時の声がより効果的。 - 迷子3日目くらいから、お腹が空き食べ物を求めて高所から降りてきやすくなる。
- 家の屋根やベランダ、目撃情報のあった場所に好物を入れたケージを置く。
- 目よりも耳。鳥の声が聴こえるかどうか、しっかりと耳を澄ませながら捜す。
- 多頭飼いの場合、他の鳥さんをケージに入れ一緒に捜す。
鳴き声に反応して飛んでくることがある。(但しその子も迷子にならないよう要注意) - 鳥は意外なほど遠くまで飛ぶことも。保護した人が車で移動することもあるため
捜索範囲は日数が経つほど広範囲に行う(できれば近県も含め半径80km)。
【届け出・聞き込み・確認先】
- 交番、警察署、保健所、自治体(動物愛護・保護センター)、
清掃事務所、区役所(土木課)、市役所(環境衛生課)、
動物病院、動物園、ペットショップ、ペットフード取扱店 - いなくなった場所近辺の住人や通行人
- 警察は横の連携がない事が多いため交番と警察署の連携を確認し、連携がない場合は両方に届け出る。
- 管轄以外(隣県)の警察、交番、自治体にも届け出る。
- 先方からの連絡を待つより、こちらからこまめに連絡し最新情報を確認する。
- 警察庁 都道府県警察における遺失物の公表ページを確認する。
【ポスター】
- ペットショップ、動物病院、スーパー、ホームセンター、病院、駅、商店、
役所、公民館、自治会、幼稚園、小学校、中学校の掲示板などに貼る。 - 極太の油性マジックで「迷子」「品種名(インコなど)」「連絡先(電話番号)」のみ記載。他は書かない。
- ボールペンや蛍光ペンは効果ない。
- 外枠を赤いマジックで囲む。
- 用紙の大半を占める大きなインパクトのある写真をカラーで印刷する。
- 連絡先は電話番号が効果的。メールやホームページURL等では年配者に不向き。
- 電話番号の悪用に備え後日変更しやすい番号を書く。
- 個人情報を書きたくない場合は、届け出た警察署の電話番号と落し物受理番号を記載する。
- 雨から保護するためのラミネーターは、ホームセンターやネットで2000円~3000円で購入可能。
- ポスター貼りが原則不可の店でも、「1週間だけ」など期限つきで頼むと承諾してくれることあり。
【チラシ】
- ポスターとは別構成で作る。
- 迷子になった日付&時刻、場所(〇〇県〇〇市〇〇町)、
鳥さんの名前、種類、羽色、特徴、性別、画像等を記載。 - 近所に一軒一軒声をかけ、チラシを渡しながら目撃情報の聞き込みをする。
【新聞・地域のフリー紙・タウン情報誌・地元テレビ・ラジオ局】
- 掲載・放送の依頼をする(タウン誌はタイミング次第で掲載までに日数がかかる)
【ネット掲示板、twitter、mixi、facebook等】
- 迷子鳥用の掲示板は多数あり。なるべく多く登録する(下記の掲示板リスト参照)
- ペットの迷子検索.com さん :https://www.maigokensaku.com/
・迷子になったペットや、保護されたペットのインターネット掲示板です
・鳥(インコ、文鳥)、猫、犬、その他、ペットとして飼われている動物が対象です
・X(Twitter)、Threads 、Instagram 、Bluesky にも情報連携されますので拡散効果があります
・全て無料でご利用可能です
- Bird-style 鳥迷子・保護情報掲示板: https://bird-style.com/?mode=f8
【見つけた取りを捕獲する】
- 枕カバーやケージを使う。
- 鳥がなかなか降りてこないような時は、やさしく名前を読び声をかけながらひたすら待つ。
- 大好きな食べ物で誘う。
- ハシゴや長い棒など、鳥が驚きそうなものは決して使わない。
- 食べ物を入れたケージを、鳥のそばの木などにかける。
- いつもの鳥かごと食べ物を、鳥の目につく場所に置く。
- 同居している鳥がいる場合は、その鳥をケージごと鳥の近くに置く。(そのケージの扉は開けない)
- 触れることができたら、そっと枕カバーや着ているシャツ・上着の中にくるむ。
【鳥さんが無事に家に戻ってきたら】
- ポスターを回収する
- 警察、保護センター等届けを出した所に報告する
- ネット掲示板やSNS関連で報告、掲載情報削除等を行う