対面セッションをしていると、動物さんたちはいろんな表情を見せてくれます。
例えば、「ねえ、分かった?」「ねえ、それでいいかな?」と保護者様の顔をじーっとのぞき込む。
「そうなんだよ!」「やった!分かってくれた!」とテンション上がってお目目パッチリ!
言いたいことが終わるや否や「はーい、おわり」「もういいよ!」とばかりに遊びに行きたがる。
そうやって、目の前で展開される生身の動物さんの反応、保護者様の表情がダイレクトで分かるのは対面セッションならでは。
もちろん、写真での遠隔コミュニケーションの時でも、保護者様がそばにいる動物さんの行動の変化に気づくことはよくあります。
動物さんってやっぱりちゃんと聞いてくれているんですよね。
さて。
アニマルコミュニケーションって平たく言うと。
動物さんが思っていることや考えていることを受け取ること。
なのですが、セッションとしてのアニマルコミュニケーションになると、一方的に動物の何かを読み取りにいくことは違うんです。
どう違うか。
保護者様の「あなたにこれが聞きたいんだ!」という思い。動物の「聞いてほしい」「分かって欲しい」という気持ち。それをどう聞いていくかの尋ね方。
この3点がとっても大切で、コミュニケーターは間に立って、保護者様と動物さんの間を行ったり来たり。
あくまでも対話なんです。
だからこそ、動物さん、保護者様、聞き手としてのコミュニケーターのこの3者が、ピッと噛み合わさるとスムーズに運ぶことが多いのです。
まさに三者面談!
ということは。
3者の関係のどこかに、不信感や隠したいものがあると、流れが滞りやすくなる。
だからこの三者面談では、お互いの信頼、それぞれが心をオープンにし合っていること。これがものすーごく大事なんです。
これは、自分がアニマルコミュニケーションをする側であっても、うちのコを誰かにコミュニケーションしてもらう側であっても同じです。
そして、自分がする側になる時は。
対面の相手に「信頼してください!」と訴えたり、「あんなこともできます、こんな事も分かっちゃいます」って焦ってアピールしても… かえって挙動不審になっちゃうかもしれません。
なので「今持てる精いっぱいで取り組んでいきます」「ベストを尽くします」という気持ちで、ニコっとして臨むみましょう!
不思議と緊張もほぐれて良きスタートラインに立てることでしょう。
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この記事は 2020/10/9 の無料メールマガジン に加筆修正したものです。
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