ご相談のお便りをいただきました。
その内容はこんな感じです。
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大切な猫さんのお顔にデキモノができ動物病院に行ったところ、獣医さんから「では毎日お家で患部にお薬塗ってください」と指示を受けました。
ところがお薬の付いた綿棒を手にしただけで、だーっと逃げてゆく…(察しのよい猫さんですね!)
「そうだ、こんな時こそアニマルコミュニケーションだ!」と思って(すばらしい飼い主さんですね!)「痒い所を治そうね」と伝えてみるも、「いやです」「いやなんです」と訴えられる。その繰り返し…
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ああ、大変ですよね。
アニマルコミュニケーションができると、動物が「イヤだよ」と伝えてくるのが直に分かってしまう。良いんだか悪いんだか… ですが…
動物目線で見たら、薬のにおいは決して心地良いものではないでしょうし、捕まえられたり押さえつけられたりするのも全く嬉しいことではありません。さらに体に何か塗られたり、飲まされたりするのもたいていの動物はイヤがります。
それでも。
明らかな不調や不具合があるなら、「嫌なのが分かってしまうばっかりに、人間が言いなりになって何もしないで放置」はけっしてお勧めできません。
こんな時、コミュニケーションでぜひ動物に伝えて欲しいことがあります。
「あなたがイヤだということは重々分かっているよ」
「でも保護者として私は、●●が□□なのをそのまま見過ごすわけにはいかないんだよ」
「それは、あなたの体が本当に大切だからなの」
「痒いの/痛いの/その他 をそのままにして、このまま悪化していくかもしれないのを、黙って放置するわけにはいかないんです」
「だから、今悪くなっているところだけ、このお薬を塗らせてほしい」
「これを付ければ早く治るんだよ」
こんなふうに、きぜんとした説明とお願いをぜひしてほしいのです。
「えええ~?!こんなめんどくさいことを動物に言わないといけないの?」
「こんなに言っても分からないんじゃないの?」
「こっちが思ってることなんだから、分かってくれてるんじゃないの?」
そんなふうに思われるかもしれません。
でも、そこをあえて口に出して、言葉にして、動物に直接言ってほしいのです。説明って本当に大事なんです。
動物はもちろん、こちらが伝えたいと思って伝わると思って伝えることは、ちゃんと受け取ろうとしてくれるものです。
ちょっと考えてみてください。
A:こういう丁寧な事前の情報と説明があって、その通りのことが起こる
B:変なニオイの中、焦って切羽詰まっている人間に捕まえられ押さえつけられて、何をされるか分からない
どっちが安心できるでしょう?
明らかですよね?
そうやって丁寧に事を運んで、動物さんがこちらの想いを受け入れてケアをさせてくれたとしたら。
その後は、「本当にありがとう。えらいね」と感謝とねぎらいをお忘れなく!
それでもどうしても必要なケアをさせてくれないのであれば、毎回病院に連れていくことになる、ということも(もしそうならば)伝えるべきでしょう。
「動物にはどうせ分からない」はいったん脇に置いて、状況も思いも全て説明する。
ぜひやってみてください!
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この記事は 2020/9/4 の無料メールマガジン を加筆修正したものです。
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