アニマルコミュニケーションでウチのコの気持ち、伝えたいことを分かってあげられたら本当にすばらしいですよね。ひとりでも多くの方に、直接お話しできるようになってほしいなあと願ってやみません。
でも。聞いてしまったからこそのお悩みも案外多いようです。
困った行動について自分の動物にアニマルコミュニケーションで聞いてみたら…
動物の言い分が分かったのは良かったのだけど、伝えてきた理由が実にもっともらしく聞こえるし、一理あるとも思うので、その後、なにも言えなくなってしまった…
困った行動は続いているんだけれども、理由は聞いちゃったし、どうしたらいいんだろう… という声も実際よく聞くのです。
そんなお悩みがあった時、最初にぜひ共有したいなあと思うのは。
「なんでも全部動物の言いなりにならなくていいですよ!」ということ。
動物は好きにしていても、私ががまんすればいいんだ、私が片付ければいいんだ、だって飼い主だもの…
沸き起こってくる小さな「あ~あ…またか…」をいろんな理由をこしらえて、もういつものことだから…と丸め込み、無理して飲み込む。
そういうガマンは必要ないですよ。
いっしょの暮らしをどこか楽しめていないなら… がまんが足りない、のではありません。
足りないのは、「コミュニケーション」かもしれません!
「えええ?だってコミュニケーションをしたから、理由も聞けたんだし、(もっともらしい!)言い分も受け取ったんだよ?!」
確かにそうです。でも、「動物の思いを聞いた」のって、ゴールではないんです。
ここでようやくスタート地点なんですよ!
「えー、だってもう理由聞いちゃったもん。もう言い返すこともできないし、そもそもこの後、何を言ったら良いの?」
大丈夫です。そんなに心配しないでください。なにも、動物の一理ありげな言い分をあざやかに打ち負かす、スーパーごもっともな説得を頭をひねってこしらえて投げ返す必要はありません。
ここから動物にぜひ伝えて欲しいのは、とってもシンプルなこと。
あなた自身のお気持ちです。
本当はその動物さんの振る舞い、イヤなんですよね?
動物のことは大好きで愛しているのは絶対だけど、その行動は、困るんですよね?
本当は怒ってるし、悲しいし、げんなりしている…んですよね?
ほら、自分の中にまだ動物に伝えていなかった語るべき材料、たんまりあるじゃないですか!
その自分の気持ちを“つとめて冷静に”、聞いてほしいんだけど、って動物に伝えましょう。
コミュニケーションなのですから。
そして本当は動物にどうしてほしいのでしょう?
自分が動物に望む行動、してほしいこと、ここまでならいいけどそれ以上は勘弁のライン、ありませんか?
あなたにこうしてもらえるとすごくうれしいし、助かるんだよ、ってぜひ伝えましょう。
コミュニケーションって、受け取ったら最後、「はは~~~」ってひれ伏さないといけない神のお告げとか、水戸黄門の印籠のようなものではありません。そう言われたらといって言われるがままにしなくていいんです。
逆もしかりです。私はこう思うんだから、私の言うとおりにしなさいっ、と一方的に言い置くのも違います。
「私はこう思うよ」を伝えて、そこからまた、じゃあどうしていこうか、って、お互いにとっての良い頃合いを探していく、過程そのものがコミュニケーション。
すぐに答えが出る時もあれば、出ない時もあるかもしれないけど、そうやってお互いに自分を伝え合っていく。そんな連続が、暮らしの中のコミュニケーションだと思います。リラックスしてウチのコとの話の続きをぜひどうぞ!
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この記事は 2020/7/10 の無料メールマガジン を加筆修正したものです。
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